時代の趨勢でタバコはひどい嫌われモノになってしまった。ワシも辞めて久しいけれど、吸う人に囲まれながら酒を呑むときには、一服だけもらいタバコをするという、厚かましいど顰蹙な愚行でクソ迷惑野郎になっていることがある。で、家に帰ると自分がタバコ臭を発していることがわかる。
そのぐらい強烈っちゃー強烈なニオイで、周りには迷惑なのかもしれないけれど、ワシはそれを嫌いすぎる風潮もイマイチだなあと思う。
ワシに言わせたら、弔事の焼香のニオイのほうが断然にストレスだ。1秒でも早く会場を立ち去りたいけれど、厳粛なセレモニーの最中だからガマンするし、ガマンしているうちにだんだん堅牢なストレス耐性が出来上がっていく。ワシは焼香のニオイが本当に臭い!お香だって発がん性があるんだぞ!…などと、わざわざ会場でわめいていたら、ワシの存在が迷惑だ。
クラシックミニにはあの小さな車内に灰皿が装備されていたわけだから、当時の車内はとんでもないニオイが充満していたんだろうなあ。でもそれだって昭和なら常識だったわけだ。昔の人はクルマの狭い空間でタバコを吸ってもみんな文句を言わなかったから。
いしだあゆみも、『あなたの好きな煙草の香りヨコハマ〜♪』って唄ってたわけだし。だって“香り”だよ。すげー肯定的ないいニオイじゃん。現代人ももっと寛大になればいいのに。
でも、決定的にアカンやつはタバコを車窓からポイ捨てするドライバーだ。横着そうにダランと腕を窓から出している輩に多い。モラルの欠片もないやつは免許取り消しでいい。
つい先日も、カッコいいレクサスの爺さんがポイ捨てをした。しかもそのクルマがピカピカだったりするから、なぜか無性に腹が立つんだよなあ。オマエのクルマのボンネットで吸い殻の火をもみ消したるぞゴラァ〜!と思ってしまう。そういう人の存在によって、愛煙家たちの肩身がどんどん狭くなる。
そのうち、化石燃料で走るクルマを運転するヤツは社会悪だ!と言われるかもしれんな。たくさんミニに乗っておこう!
