物欲に蝕まれたバブル世代オヤジたちの醜い過去

ワシはパンクロッカー。スノッブなブランド物になんか興味はないんだぜ!などとツッパっておきながら、実は腕時計に結構散財してしまい、しかもそれをすべて盗まれるというダサい体験がある。

30代〜40代。当時、周囲の仲間にそそのかされ、ちょっとだけマニアックな気持ちになって、つい熱が高まって購入した機械式時計が何本かあった。IWC・ポートフィノ、IWC・パイロット、モーリスラクロア・マスターピース、タグホイヤー・カレラ‥‥。機械式時計を趣味にする本格派の先輩方には二流品ばかりだろうけれど、これら4本はワシにとっては盗まれた痛手が大きかった。購入時の総額は現有ミニより高い。マジでアホくさくなる。
そして、廉価モデルでもルフトハンザパイロットクロノグラフ、スウォッチ・アイロニー数本‥‥。考えてみればムダ遣いだよなあ。アホみたいに持ってたんだよなあ。すべて空き巣にやられたけれど。

そしてその日を機会にワシの時計趣味熱はイッキに冷めてしまった。盗難被害に遭った日、腕に巻いていたCASIOオシアナスだけが唯一自分の手元に残っていた。もう新しいモノを欲することもなくなってしまったし、だいいちリーマンショックの影響がかなり残っていた。それにもう二度と空き巣に入られないように自宅のセキュリティに投資したい。気がつけば子育てにもずいぶんカネは必要だった。時計どころじゃないというのがホンネだ。幸い革靴は盗まれなかったのでそっちの趣味に集中していった。

やがて、バブルを過ごしたオッサンたちも、空き巣被害の有無に関係なく、だんだん高級時計やゴルフ用品の話をしなくなっていた。銀座や錦三丁目や先斗町での豪遊を続けるような旦那衆ともだんだん疎遠になっていった。
欧州車こそが成功の証!っていう価値観にもだんだん変わってきて、かつてのオヤジたちは目立たないレクサスを選ぶようになってきた。ショボクレてきたんだな。

‥‥と思ったら、元気なオッサンはいる。ワシには理解できないけれど、車中泊に凝っているオヤジがやたらと増えている。クルマで煮炊きして独り呑みするって…ナニ?

話題が変わってきたので、次号につづく。。。

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